暗黒のJK時代

私はラグビー部のマネージャーをしていた。

私ともう一人まみという可愛い女の子も一緒だった。

私は何となく楽しくてマネージャーをしていた。

毎日楽しかった。

 

しかしまみの様子が次第に変わっていった。

私をあきらかに避けている。

まみは部活に熱かった。

私とは真逆で花園に燃えていたし、頑張っていた。

能天気な私が嫌だったのかもしれない。

 

そして、また悪夢が訪れる。

私は話そうとまみに言った。部活が終わったあと二人で部室で話した。

私は体が震えていたのを覚えている。

それくらい怖かった。何も言えなくて何も出来なかった。

胸ぐらを捕まれ首に傷ができた。

その時まみは笑っていた。

たくさんの言葉ももらった。

「お前なんて早くやめろよ。おらん方がマシ。存在が邪魔。部員だってみんな言っとるわ。消えて。お前みたいなやつ本当に嫌い。」

頭のおかしい私はその話を信じて部活を辞めた。

まみにも数年後連絡をもらい会うことになったが、それもまた会った後に後悔した。

彼女もまた私も大変だった、と言うばかりで全く悪いと思っていなかったからだ。

 

類は友を呼ぶ。

当時は私もそんな人間だったのかもしれない。