自己否定

私は自己否定が大好きだ。

 

いつも自分を否定する。

あの人だったらできたのかもしれない

あの人だったら上手くいっていたかもしれない

と常に誰かに置き換えて考える。

 

私はダメな人間だ。

すぐに問題を起こし、すぐに諦め、すぐに辞める、そんな人間だ。

 

私の良いところって何だろう。

私の人生の良いところって何だろう。

 

自分以外の人生は光って見える。

もし、あの子だったら私も幸せだったのかもしれない

もし、あの子だったらこんなに悩まずに済んだのかもしれない。

 

いつも誰かになりたかった。

お母さんは

スポーツができる社交的な子に育って欲しいと常に言っていた。

そんな子になりたかった。

私は運動も苦手だしどちらかと言えば大人しいタイプである。

お母さんの期待に応えられなかった。

お母さんはいなくなった。

見捨てられた。

お母さんに笑って欲しくて自分の意見何かよりお母さんの笑顔が大事だった。

そんな日々を過ごすうちに自分の気持ちなんて分からなくなってた。

お母さんがいなくなって何のために生きれば良いのか分からなくなった。

 

自分の素直な気持ちになかなか辿り着けない。

傷ついてる

悲しい

悔しい

自分を省みる前に他人の気持ちに辿り着いてしまう。

 

疲れた。

一人でいたい。