無駄な親切
早速クラブへ到着した。
ロッカーに荷物を預け早速あの人混みへ参加した。
すると、そこへ三人の男が表れた。
その三人はやり手であった。
上手いこと私たち三人をバラバラにし、一対一で口説き始めた。
危険を察知した私はゆなとゆかを探した。
ゆかの姿を発見し駆け寄った。
「大丈夫だった?やられたね。」
ゆかは平然と大丈夫だよと微笑んだ。
男二人を置き去りにし、ゆなを探した。
ゆなはベロンベロンに酔っぱらい男にキスされていた。
私とゆかは急いで駆け寄った。
するとゆなは「もう帰る」と泣いていた。
ロッカーの鍵を開けるのにも手こずる程酔っぱらっていた。
すぐにクラブを出た。
ゆなは酔っぱらっていて帰り道の途中で歩けなくなってしまった。
ゆなの携帯が壊れたか失くなったかでとりあえずゆなの彼氏へ電話し、連絡がとれなくても心配しないようにと伝えたことを記憶している。
酔いが冷めるまで道の端っこで三人で座った。