女の友情は脆い
私は大学時代ゆな ゆか さゆり の四人で仲が良かった。
夏休みやまとまった休みはよく四人で遊んでいた。
誕生日サプライズだってしたし、お泊まり会だってした。
しかし、そんな友情はいとも簡単に崩れていった。
社会人一年目だっただろうか。
さゆりを除く三人で飲んでいた。
ゆなが彼氏との関係に悩んでいた。(その彼氏とは私の高校の同級生である。私がゆなに紹介したのだ。)
私とゆかはフリーだったので、この後クラブでも行こうかと話していた。
するとゆなもその話に乗ってきた。
「ゆなも行っちゃおうかな。」
私は歓迎した。彼氏のことばかり考えず時にはリフレッシュした方が良いと考えたのだ。
そして三人でクラブへ向かった。
この決断が悪夢への始まりだった。
当時の私は何も考えず能天気に歩いていた。